2008年01月17日
RAMディスクをキャッシュに設定してのSL高速化
最近メモリの価格が急激に下がっているので、メモリを増設されて容量に余裕のある方も多いのではないでしょうか。
ということで、今回は余ったメモリをセカンドライフで有効利用してみようと思います。
具体的にはRAMディスクを構築して、それをセカンドライフビューワーのキャッシュ領域に設定し、高速化を図ります。
そうすることでテクスチャ等の読み込み速度の向上が大幅に期待できるはずです。

このようになかなかテクスチャを読み込めない等のイライラが多いはずです。
【重要!】
システムファイルを変更するので、OSが起動しなくなる可能性があります。
設定される方は自己責任で慎重に作業を進めてください。
【1.ツールの入手】
こちらより「ERAM for WindowsNT/2000/XP」を入手してください。
私の環境はWindowsXP SP2、メモリ2GBですので、それを前提に解説します。
ダウンロード出来たら、「eramn211.lzh 」をデスクトップに解凍します。
【2.ERAMのインストール】
スタート→設定→コントロールパネルでコントロールパネルを開きます。
次に「ハードウェアの追加」アイコンをクリックすると下記のウィンドウが出てきます。
「次へ」をクリック。

「はい、ハードウェアを接続しています(Y)」をクリック。

スクロールバー最下部の「新しいハードウェアデバイスを追加」を選択し、「次へ」

「一覧から選択したハードウェアをインストールする(詳細)(M)」にチェックを入れ、「次へ」

スクロールバー最上部の「すべてのデバイスを表示」を選択し、「次へ」
※デバイスをスキャンするので2~3分ほどかかります。フリーズではありません。

「ディスク使用」をクリック

デスクトップに解凍したフォルダ「eramn211」→「2000」内の「ERAM2000.INF」を指定し、「開く」

下図のように「ERAM for Windows NT/2000/XP」が認識されるので、「次へ」

以上でインストール完了となります。

ここまで来たら一旦OSを再起動します。
【3.ERAMの設定】
再起動したら、コントロールパネルに「ERAM」が表示されています。

私のPCのメモリ容量は2GBですので、そのうち400MBをRAMディスクに割り当てることにします。
400MBですので、ディスクサイズ欄には400x1024=409600(KB)を入力します。
他の項目
・ドライブ文字→「Z」 ・ルートのエントリ数→「128」 ・アロケーションユニット→「2」
・メディアID→「F8」 ・「OS管理外領域」にチェック ・「スワップファイルを設定可能にする」にチェック

これらを入力したら「OK」を押し、OSを再起動します。
【3.boot.iniの編集】
ここからWindowsのシステムファイルを直接いじるので十分注意してください。
正常起動しないトラブルに備えて、「boot.ini」のバックアップを必ず取っておきましょう。
デフォルトの設定ではboot.iniファイルは見えないので、見れるようにします。
1.「スタート」→「コントロールパネル」→「フォルダオプション」を開きます。
2.スクロールバー最下部「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外します。
3.「すべてのフォルダとファイルを表示する」のチェックを「ON」にします。
4.「OK」を押し、ウィンドウを閉じます。
5.デフォルトでは「C:¥」以下にboot.iniがありますので、同ディレクトリに「boot.ini」をコピーします。
6.コピーした「コピー ~ boot.ini」のファイル名を「boot.bak」に変更します。
これでboot.iniのトラブルでOSが起動しなくなっても、コマンドプロンプトから「boot.bak」を「boot.ini」にし、上書きすれば正常に起動するはずです。
次に、Windowsシステムで利用する物理メモリの上限を設定します。
「スタート」→「ファイル名を指定して実行」または「Windowsキー+R」から「msconfig」と入力し、「OK」を押します。

「システム構成ユーティリティ」が起動しますので、「詳細オプション」をクリックします。

MAXMEMにチェックを入れ、私の環境の場合の初期値は「2030MB」でしたので、RAMディスクで使用した「400MB」を差し引いた「1630」をMAXMEMに入力し、「OK」を押します。

その後、再起動するかどうかのメッセージが出てきますので、OSを再起動します。
※私のメモリ環境は2GBですのでこのままでいけますが、2GBを超える場合はboot.iniのオプションスイッチを追加しなければそれ以上認識されません。
3GBの場合はboot.iniに「/3GB」を追加、4GB以上の場合は「/PAE」を追加します。
詳しくは「boot.ini オプションスイッチ」で検索し、調べてみてください。
RAMディスク導入前から物理メモリが400MB減っていることが分かります。

マイコンピューターを見るとZドライブに「ERAM-DRIVE」が作成されています。ディスクサイズは400MBです。

HDBENCHでHDD(SATA 7200rpm)とRAMディスクのベンチマークを比較してみました。
圧倒的にRAMディスクの読み書き速度が速いことが分かります。

早速セカンドライフビューワーのキャッシュに設定してみましょう。
【4.SLビューワーの設定】
セカンドライフビューワーを起動し、「Ctrl+P」で環境設定ウィンドウを呼び出します。

1.「ネットワーク」項目から「キャッシュ(MB)」を「400」にします。 ※RAMディスクサイズが400MBなので
2.Zドライブに「cache」フォルダを作成します。
3.「キャッシュの場所」を「Z:¥cache」に設定。
これで設定が完了しました。
実際に一度読みこんだテクスチャはサクサク表示され、かなり快適になりました。
「freebie」のように多数のユーザーがアクセスし、看板が多いSIMでも以前とは比べ物にならないくらいサクサク表示されます。
導入するのは少し面倒ですし、リスクもありますが、多少知識のある方なら出来ると思うので、メモリに余裕がある方はやってみてください。世界が変わります。
これで、ものづくりも効率的にできるようになりました。
※RAMディスクはOSを終了すると中身が消えてしまうので注意してください。
ということで、今回は余ったメモリをセカンドライフで有効利用してみようと思います。
具体的にはRAMディスクを構築して、それをセカンドライフビューワーのキャッシュ領域に設定し、高速化を図ります。
そうすることでテクスチャ等の読み込み速度の向上が大幅に期待できるはずです。

このようになかなかテクスチャを読み込めない等のイライラが多いはずです。
【重要!】
システムファイルを変更するので、OSが起動しなくなる可能性があります。
設定される方は自己責任で慎重に作業を進めてください。
【1.ツールの入手】
こちらより「ERAM for WindowsNT/2000/XP」を入手してください。
私の環境はWindowsXP SP2、メモリ2GBですので、それを前提に解説します。
ダウンロード出来たら、「eramn211.lzh 」をデスクトップに解凍します。
【2.ERAMのインストール】
スタート→設定→コントロールパネルでコントロールパネルを開きます。
次に「ハードウェアの追加」アイコンをクリックすると下記のウィンドウが出てきます。
「次へ」をクリック。

「はい、ハードウェアを接続しています(Y)」をクリック。

スクロールバー最下部の「新しいハードウェアデバイスを追加」を選択し、「次へ」

「一覧から選択したハードウェアをインストールする(詳細)(M)」にチェックを入れ、「次へ」

スクロールバー最上部の「すべてのデバイスを表示」を選択し、「次へ」
※デバイスをスキャンするので2~3分ほどかかります。フリーズではありません。

「ディスク使用」をクリック

デスクトップに解凍したフォルダ「eramn211」→「2000」内の「ERAM2000.INF」を指定し、「開く」

下図のように「ERAM for Windows NT/2000/XP」が認識されるので、「次へ」

以上でインストール完了となります。

ここまで来たら一旦OSを再起動します。
【3.ERAMの設定】
再起動したら、コントロールパネルに「ERAM」が表示されています。

私のPCのメモリ容量は2GBですので、そのうち400MBをRAMディスクに割り当てることにします。
400MBですので、ディスクサイズ欄には400x1024=409600(KB)を入力します。
他の項目
・ドライブ文字→「Z」 ・ルートのエントリ数→「128」 ・アロケーションユニット→「2」
・メディアID→「F8」 ・「OS管理外領域」にチェック ・「スワップファイルを設定可能にする」にチェック

これらを入力したら「OK」を押し、OSを再起動します。
【3.boot.iniの編集】
ここからWindowsのシステムファイルを直接いじるので十分注意してください。
正常起動しないトラブルに備えて、「boot.ini」のバックアップを必ず取っておきましょう。
デフォルトの設定ではboot.iniファイルは見えないので、見れるようにします。
1.「スタート」→「コントロールパネル」→「フォルダオプション」を開きます。
2.スクロールバー最下部「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外します。
3.「すべてのフォルダとファイルを表示する」のチェックを「ON」にします。
4.「OK」を押し、ウィンドウを閉じます。
5.デフォルトでは「C:¥」以下にboot.iniがありますので、同ディレクトリに「boot.ini」をコピーします。
6.コピーした「コピー ~ boot.ini」のファイル名を「boot.bak」に変更します。
これでboot.iniのトラブルでOSが起動しなくなっても、コマンドプロンプトから「boot.bak」を「boot.ini」にし、上書きすれば正常に起動するはずです。
次に、Windowsシステムで利用する物理メモリの上限を設定します。
「スタート」→「ファイル名を指定して実行」または「Windowsキー+R」から「msconfig」と入力し、「OK」を押します。

「システム構成ユーティリティ」が起動しますので、「詳細オプション」をクリックします。

MAXMEMにチェックを入れ、私の環境の場合の初期値は「2030MB」でしたので、RAMディスクで使用した「400MB」を差し引いた「1630」をMAXMEMに入力し、「OK」を押します。

その後、再起動するかどうかのメッセージが出てきますので、OSを再起動します。
※私のメモリ環境は2GBですのでこのままでいけますが、2GBを超える場合はboot.iniのオプションスイッチを追加しなければそれ以上認識されません。
3GBの場合はboot.iniに「/3GB」を追加、4GB以上の場合は「/PAE」を追加します。
詳しくは「boot.ini オプションスイッチ」で検索し、調べてみてください。
RAMディスク導入前から物理メモリが400MB減っていることが分かります。

マイコンピューターを見るとZドライブに「ERAM-DRIVE」が作成されています。ディスクサイズは400MBです。

HDBENCHでHDD(SATA 7200rpm)とRAMディスクのベンチマークを比較してみました。
圧倒的にRAMディスクの読み書き速度が速いことが分かります。

早速セカンドライフビューワーのキャッシュに設定してみましょう。
【4.SLビューワーの設定】
セカンドライフビューワーを起動し、「Ctrl+P」で環境設定ウィンドウを呼び出します。

1.「ネットワーク」項目から「キャッシュ(MB)」を「400」にします。 ※RAMディスクサイズが400MBなので
2.Zドライブに「cache」フォルダを作成します。
3.「キャッシュの場所」を「Z:¥cache」に設定。
これで設定が完了しました。
実際に一度読みこんだテクスチャはサクサク表示され、かなり快適になりました。
「freebie」のように多数のユーザーがアクセスし、看板が多いSIMでも以前とは比べ物にならないくらいサクサク表示されます。
導入するのは少し面倒ですし、リスクもありますが、多少知識のある方なら出来ると思うので、メモリに余裕がある方はやってみてください。世界が変わります。
これで、ものづくりも効率的にできるようになりました。
※RAMディスクはOSを終了すると中身が消えてしまうので注意してください。
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この記事へのコメント
あまり効果を実感出来なかったので元に戻そうと思ったのですが戻し方が全く分かりませんf(´-`;)
どうしたら元に戻せるのでしょうか?
どうしたら元に戻せるのでしょうか?
Posted by ruki at 2008年03月19日 04:39
rukiさん
ご質問ありがとうございます。
戻し方ですが
「ファイル名を指定して実行」
↓
「msconfig」でエンター
↓
システム構成ユーティリティの「全般」の項目から
↓
今は「変更されたBOOT.INIを使う」
を
「元のBOOT.INIを使う」
に変更し、OKを押します。
再起動するか訊かれますので、再起動すると元の状態に戻っています。
システムをいじるので慎重に操作してください。
ご質問ありがとうございます。
戻し方ですが
「ファイル名を指定して実行」
↓
「msconfig」でエンター
↓
システム構成ユーティリティの「全般」の項目から
↓
今は「変更されたBOOT.INIを使う」
を
「元のBOOT.INIを使う」
に変更し、OKを押します。
再起動するか訊かれますので、再起動すると元の状態に戻っています。
システムをいじるので慎重に操作してください。
Posted by Koh at 2008年03月19日 08:19


